ポケモン剣盾、ドラパルト
通信対戦でよく使われる理由や育成方法など、
厳選情報を紹介!
第八世代である「ポケットモンスターソード&シールド」から登場した“ドラパルト”というポケモン。
実はこのポケモン、ネット回線を使用した通信対戦でとても重宝されているポケモンなんです!
そこで今回は、自分の頭から子分を発射するポケモン、ドラパルトを紹介していきます!
|
ポケモンでの厳選を簡単に説明
ゲームに登場しているポケモンは、同じポケモンでも「個体値」などという個性があります。
その個性は、「HP」「攻撃」「防御」「特功」「特防」「素早さ」の6つで表現され、その他にも「性格」と「特性」で表現されています。
ポケモンのゲームをプレイしたことのある方は一度は思うのが、「強いポケモンに育成したい」ということ。
単に「育成」と言っても、レベルを上げたりバトルで使用したりということではないのです。
ポケモンは「性格」によって、上記の6つのステータスの中で育ちやすいものが1つあり、逆に育ちにくいものが1つ、必ず存在します。
そのため先に育てたいポケモンのどの部分を特化させたいかを決める必要があるのです。
例えば「攻撃は育ちやすいが、素早さは育ちにくい」や、
「特功は育ちやすいが、特防が育ちにくい」などがあります。
このようにして、自分の欲しい「性格」や「特性」など、思う形のポケモンとの出会いを待つのが、「厳選」の主な作業になります。
ドラパルトのタイプ相性を解説!
通信対戦での使用率が極めて高いドラパルト。
その理由はタイプの相性や、特性の効果にありました。
タイプについてですが、ほのおタイプがみずタイプに弱いように、タイプによって不等号がつくことがあります。
上記の文章を式にすると、「ほのおタイプ」<「みずタイプ」となるので、ほのおタイプのポケモンがみずタイプの技を受けると、「こうかばつぐん」となり、通常の2倍や4倍のダメージを食らうことになります。
もちろんほぼ全てのポケモンに弱点がありますが、
ドラパルトには、ダメージに4倍がかかる相性のタイプが存在しません。
「こうばつぐん」と表示されてもダメージが4倍になることは無く、「こうかばつぐん」は全て2倍のダメージになるということです。
このドラパルトというポケモンは、「ドラゴンタイプ」と「ゴーストタイプ」の複合ですが、「ソード&シールド」の第八世代ではこの複合を持つポケモンは、ドラパルト オンリーなのです。
ここでドラパルトが食らうと「こうかばつぐん」になる相性のタイプを紹介します。
- こおり
- ゴースト
- ドラゴン
- あく
- フェアリー
上記5つのタイプの技を受けると、ドラパルトは2倍のダメージを貰うことになるのでご注意です。
そして逆にダメージが半分になる、相性の良いタイプは以下の通りです。
- ほのお
- みず
- でんき
- くさ
- どく
- むし
「こうかばつぐん」よりも「いまひとつ」の方がタイプが多いというのは、扱いやすくなる条件でもあると思います。
そして肝心の「こうかなし」です。
- ノーマル
- かくとう
全体的に威力が強い印象にある「かくとう」から全くダメージを食らわないというのは、とても嬉しいことです!
|
特性で相手の戦略を狂わせろ!
ここまでにタイプによる有利不利の部分を紹介しましたが、 ここからはポケモンが持つ特性について紹介します。
全てのポケモンが特有の「特性」を持っていて、これはバトル中に発揮されることがほとんどです。
そしてこのドラパルトというポケモンの場合、ランダムで2つの特性のどちらかがついています。
その2つが以下の通りです。
- クリアボディ
- すりぬけ
まず「クリアボディ」から解説しますが、ポケモンの技には相手の能力を下げる効果を持つ技があります。
そのような技を出されたとしても、その効果を受けないようにできるという効果を持つのが「クリアボディ」です。
ドラパルトの育成を進める理由は、上記のように「こうかばつぐん」の4倍がかかる相手がいないということもありますが、元々の攻撃力や素早さが高いということも理由に上がります。
そのため先攻で攻められることが大いに強みになっています。
そこから「攻撃」や「素早さ」のステータスを下げられないために、「クリアボディ」の特性を利用することが効果的だと言われているのです。
そして「すりぬけ」についてですが、これは「リフレクター」や「みがわり」、「ひかりのかべ」などのガード系の技を相手が使用しても、それをすりぬけて技を通すことができる、という効果を持っています。
育成をするにあたって様々な育成のパターンを持っているドラパルトですが、この「すりぬけ」をお勧めするパターンと、「クリアボディ」をお勧めするパターンが存在します。
そのためやはり、自分がどのように育てたいかをじっくり練ってから育成を始めることが重要ですね。
主な育成パターンを紹介!
ここからは最も重要な情報である、ドラパルトの育成に関する手順や育成論などをお話しします!
私としては、この記事の中で一番読んでほしい部分です!
基本的な型
この型は一般的でかつ、初心者さんに向いているように感じています。
というのも後から詳しく説明しますが、覚えさせる技が全てタイプが違う技になっているのです。
これはなるだけ様々なタイプの相手に対応できるようにという理由があり、ドラパルトは物理技も特殊技もどちらも使いやすいポケモンであるため、覚える技の種類が多いということもあります。
そして「いのちのたま」というアイテムとの相性が良いのです。
「いのちのたま」とは、攻撃するたびに10分の1のHPを消費する代わりに、攻撃の威力が1.3倍になるというアイテムです。
「攻撃」のステータスが長けているところに、追い打ちで攻撃を強くするという作戦です。
そして努力値は以下の振り方をおすすめします。
- 攻撃 252
- 素早さ 252
- HP 4
「攻撃」の部分を「特功」に変えても良いと思います。
以上のように努力値を振って、以下の技構成にしましょう。
- ドラゴンアロー
- だいもんじ
- とんぼがえり
- ゴーストダイブ
「だいもんじ」は命中率が85%と少々心細いです。
そのため「だいもんじ」の代わりに「かえんほうしゃ」を覚えさせるという手もあります。
「かえんほうしゃ」にした場合、命中率は上がりますが、そもそもの技の火力が下がるというデメリットがあります。
そのようなことがあるため、やはり「攻撃」一本のドラパルトは「だいもんじ」をおすすめします。
そして特性ですが、この型の場合は「クリアボディ」でも「すりぬけ」でも構いません。
「おにび」身代わり型
この戦い方は少々複雑な作戦で、ポケモンを良く知っている方の方が上手に使える型だと思います。
先に言いますが、この型として育成する場合、特性は「すりぬけ」にしてください。
持ち物は「たべのこし」がおすすめです。
「たべのこし」とは少しずつHPを回復していくというアイテムで、耐久を得意とするポケモンとの相性が良いです。
後ほど技構成を紹介しますが、「たたりめ」と「おにび」を組み込んだ構成になっています。
「たたりめ」は威力が65とあまり強いように見えませんが、実は相手が「やけど」などの状態異常であると、威力が2倍になるという効果を持っています。
そのため「おにび」で「やけど」にしてから「たたりめ」を使用すると、「たたりめ」の威力が130になるという作戦です。
欠点としては「おにび」の命中率が85%ということでしょうか。
そして「おにび」で相手のアタッカーの威力を弱めていき、「みがわり」を残していくという作戦に移っていきます。
「みがわり」というのは自分のHPの4分の1を使用して自分の身代わりを作るという技で、効果としては4分の1のHPで、一撃KOだった技をかわすことができるメリットがあります。
身代わりを置きながら「たたりめ」で攻撃をするというパターンを作っていき、次の相手にはまた「おにび」を浴びせてから「たたりめ」というパターンを利用できます。
身代わりを置く時点で自分のHPを消費してはいますが、ある意味省エネで戦える部分があります。
遅くなりました、以下が技構成です。
- おにび
- たたりめ
- みがわり
- りゅうのはどう
「みがわり」で消費したHPを「たべのこし」で回復していくための「たべのこし」です。
そして努力値は以下のように振りましょう。
- HP 236
- 防御 252
- 特攻 16
- 素早さ 4
防御に振り切っているため物理の受けを良くしていて、素早さは最速ゲンガーまでのポケモンより先に動けるようになっています。
そしてあまりを特攻に振ったという感じです。
まとめ
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回紹介したドラパルトは、様々な型が存在するポケモンであるため、勝負に出した直後には型が読まれにくいという特徴も持っています。
持つ特性もバトルを有利に進めるのに良い材料になるので、特性の厳選も手を抜かずに行うことをおすすめします。