「知り合いから雀荘に連れていかれた」「家族から教わった」など、麻雀との出会いは人ぞれぞれでしょう。
麻雀を教わるなかでいろいろな用語を聞くはずですが、なかでも「リーチ」や「テンパイ」といった用語はよく聞きますよね。
ということで今回は「テンパイ」に焦点を当て、テンパイを利用した戦略について解説していきます。
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麻雀のよく似た用語、「リーチ」と「テンパイ」
麻雀を打っていて、「リーチ」や「テンパイ」といった2つの用語をよく聞きますが、「実はリーチとテンパイの違いがよく分かっていない」という方もいるはず。
そんな初心者さんのために、以下の記事でそのあたりを詳しく説明しています。↓
www.charin07.info
リーチとメンゼンツモの相性についても私なりに見解を記載していますので、戦略の勉強をしたい方はこちらもご一緒にどうぞ。
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テンパイってなに?
この記事でも「テンパイ」がどのようなものなのかを解説していきます。
あまり長ったらしく話していると複雑に感じてしまうので簡単に済ませますが、「テンパイ」とはズバリ、
「あとひとつ必要な牌が来たら3・3・3・3・2の形が完成する」
という形のこと。
「3・3・3・3・2」の形で牌を整えていくことが麻雀の基本ですので、この形に「あとひとつで」なるという状況を、「テンパイしている」と言います。
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テンパイした時に訪れる戦略の分岐
テンパイをしたときには、大きく分けて2つの戦略に分岐すると言えます。
それは、「リーチをかける」場合と「ダマテンをする」場合。
それぞれ解説していきます。
リーチをかければ必ず1翻はつく
テンパイをしたときに「リーチ」と宣言して1000点棒を場に出すことで、「リーチ」という役がつきます。
そのため待っている牌を誰かが捨てた時にはロンができますし、もし自分でツモってくることができればメンゼンツモも役に加わります。
リーチ以外に役がついていない場合にはリーチをかけないとアガれない状態ですので、リーチを書けるのは必須。
しかしもしもリーチ以外の役が既に確定している場合には、次に紹介する「ダマテン」なる戦略があるのです。
他の役が確定しているのならダマテンもあり
テンパイをしているときに「リーチ」と宣言することで1翻であるリーチが役として付きます。
しかし、既に一気通貫やタンヤオなどの役が確定している場合には、あえて「リーチ」と宣言せずにテンパイしていることを黙っておくという戦略もあります。
「テンパイを黙っておく」という意味合いで「ダマテン」というのですが、このダマテンには大きなメリットがあります。
それは、「相手にテンパイしていることを公表しないため、警戒されない」ということ。
リーチをしてしまえば「テンパイしていますので、ロンをする可能性もありますよ」と宣言しているのと同じです。
そうなればもちろん相手は警戒してしまいますが、ダマテンであれば警戒をするスイッチが入らないので、より自分が求めている牌を相手が捨ててくれやすくなる、と言えるのです。
リーチをしない分1翻分の点数は減りますが、「確実にアガりをとりにいく」という戦略をとったほうが良い状況というのはいくらでもあるので、こうした戦略があることも覚えておきましょう。
まとめ ”ダマテン”を身につけてより戦略家に
今回は「テンパイ」について解説してきました。
言葉の意味を理解するのも大事ですが、それを理解したうえで戦略の幅を知ることも麻雀では大切なことだと言えますね。
状況に応じてダマテンも決めて、相手の「え、テンパイしてたの?」という驚いた顔を見て楽しみましょう(笑)