麻雀番組などで「メンタンピン」といったワードをよく聞きますよね。
そのメンタンピン、どんな意味だかご存知でしょうか。
「メンタンピン」というのは役の名前ではなく、ある3つの役をまとめて略した呼び方なのです。
【役の定番】メンタンピンとは?3つの役の略称だった
麻雀番組での実況を聞いていると、メンタンピンというワードをよく聞きます。
「メンタンピン」という役があるわけではなく、とある3つの役をまとめて表した呼び方です。
どのような役をまとめての略称なのか、一つずつ役を見ていきます。
メンタンピンの“メン”はリーチのこと
メンタンピンの“メン”について、「メンゼンツモ」の“メン”だと思っていた方も多いのではないでしょうか。
私もその一人でした(笑)
しかし実はそうではなく、「メンゼンでのみかけることができる」というところから、メンタンピンの“メン”は、リーチのことです。
メンタンピンの“タン”はタンヤオのこと
メンタンピンの“タン”についてはタンヤオの略となっています。
1・9以外の牌、すなわち中張牌(ちゅんちゃんぱい)のみで14枚を構成すると成立する役です。
メンタンピンの“ピン”は平和(ぴんふ)のこと
メンタンピンの“ピン”については平和の略となっています。
・鳴きを入れていない
・4面子はすべて順子
・待ちはリャンメン
・雀頭が役牌ではない
といった条件を満たすことで成立する役ですね。
これもよく出現する役ですので、略称で呼ぶ役のひとつになったのでしょう。
「メンタン」「タンピン」といった呼び方も
リーチ・タンヤオ・平和の3つをまとめて「メンタンピン」という略称がつけられていると解説してきました。
しかし実は、
・リーチとタンヤオで「メンタン」
・リーチと平和で「メンピン」
・タンヤオと平和で「タンピン」
といった呼び方をすることもあります。
「リーチ・タンヤオ」などといちいち言うのが面倒であるため、こうした略称が生まれたのでしょう。
それだけ出現度合いの高い役であるということですね。
「メンタンピン」はリーチ・タンヤオ・平和の略称だった!|まとめ|
リーチ・タンヤオ・平和の3つをまとめて「メンタンピン」という言い方をします。
出現度合いが高く、それぞれを正式名称で言うには長くなってしまうので、こうした呼び方が定着したのでしょう。
「メン」に関しては、メンゼンツモではなくリーチであるというので、その点は注意しましょう。