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【初心者向け】麻雀のリーチ牌で何が読める?危険な牌を見定める

(画像使用許可:麻雀闘龍)

 

麻雀をはじめてすぐの頃というと、「なにが危険な牌なのかわからない」「放銃をしないためには何に気を付けるべき?」といった疑問がたくさんあるはず。

ということで今回は、相手のリーチ宣言牌からどのような“読み”ができるのかという部分を解説していきます。

 

 

初心者向け!まずは宣言牌に着目してみよう

 

 

 

麻雀初心者の方でもし「放銃率を下げたい」と嘆いている方がいたら、まずは相手がリーチをしたときの宣言牌に注目してみてください。

というのも、宣言牌の近辺の牌は危険牌である可能性が高いと言われているのです。

もちろんだからといって「宣言牌に近い牌を捨てなければ放銃は100%避けられる」という話ではありませんが、これに気をつけるだけである程度は放銃する回数が減ってくるはず。

とはいえただ「宣言牌の周辺に気を付けよう」と考えるだけでなく、「なぜ宣言牌の周辺は危険なのか」を理解しておくのも大事ですよね。

この部分について、次の章で解説していきます。

 

【相手がリーチしたら】基本的には宣言牌の周辺が危険牌

先ほども言った通り、リーチの宣言牌周辺が危険牌となる可能性は大きいと考えられます。

しかしそれについて理由を答えられたらなお良いですよね。

ということで、ここからは2つのパターンにわけて話していきます。

“またぎすじ”の概念

上記画像のように「6・6・7」と手牌にあり、「6」を捨ててリーチを掛けたとします。

するとこのとき、「6・7」という両面の待ちとなるため、当たり牌は「5・8」の2つ。

この状態について、「6のまたぎすじは5と8である」という言い方をします。

当たり牌である「5・8」が捨てた牌である「6」を跨いでいる、と覚えましょう。

ちなみに「6・6・7」から「7」を出してシャンポン待ちにするといったことも可能ですが、場に残っている枚数的に両面待ちのほうが有利だと考えられるので、特別な理由がない限りは両面待ちが良いとされます。

基本的に先ほど出した「6・6・7」といった形は手牌のなかでも最後のほうまで残りやすいため、こうしたまたぎすじでの待ちというのは考えられやすい待ちとなるのです。

ちなみに5・8が跨いでいるのは「6」だけでなく「7」も跨いでいるため、「6」のまたぎすじは「7」のまたぎすじでもあります。

 

この「またぎすじ」という考えが、「宣言牌の周辺は危険は牌が多い」という考え方の、1つ目のパターンとなります。

“裏すじ”の概念

上記画像の通り、「2・3・5」と手牌にあり、このうちのどれかを捨てればテンパイになるという状況なら、どの牌を捨てればよいでしょうか。

「2」を捨てて「3・5」のカンチャン待ちとするパターンと、「5」を捨てて「2・3」の両面待ちとするパターンの2通りがあります。

カンチャン待ちと両面待ちを比較しても、待ち牌の数が多いのは両面待ちなので、セオリー通りでいうと両面待ちにするのが良いとされます。

このとき、「5」を捨ててリーチをかけたとすると、待っている当たり牌は「1・4」。

この「1・4」こそ、「5」に対する裏すじとなります。

 

しかし裏すじについて、「ほんとはあんまり意味ないんじゃない?」といったような見解も飛び交っています。

裏すじについて詳しくまとめた記事がありますので、気になる方はぜひこちらも↓

 

www.charin07.info

 

 

【注意】“宣言牌周辺は危険牌”の考え方だけでは×

麻雀というものは100%勝つ方法があるゲームではなく、どんな強いプロであっても放銃してしまうことはいくらでもあります。

だからこそ知っていて欲しいのは、「リーチ宣言牌の周辺は確かに危険だが、この考え方だけでは通用しない」ということ。

宣言牌の周辺は危ないという考え方があるからこそ、裏をかいて宣言牌とは全く関係のない牌を当たり牌として待っているプレイヤーもいます。

そのためあくまでも「初心者が基礎的な知識で覚えてほしいこと」というところで理解しておきましょう。

 

麻雀初心者に覚えてほしい!リーチ牌の読み|まとめ|

今回はまたぎすじと裏すじを紹介してきました。

とはいえドラや点数状況などいろいろな要素が絡んでくると、一概に「宣言牌の周辺だけを避けておけば大丈夫」とは言えません。

ただ完全に安全だと分かっている牌が手牌に無かったり、複数の相手がリーチをしていたりと、何を切るか迷った時には、必ず生きてくるスキルであります。