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麻雀の降りる(オリる)とは何?意味・降り方・読み方など“オリ”について教えちゃう

麻雀の戦い方において、「降りる」というものがあります。

麻雀の実況などでもよく使われる言葉ですが、イマイチ意味がわからないという方も多いはず。

ここでは、「降りる」の意味から降り方といった対局で使える戦術についても解説していきます。

 

 

 

 

「降りる」とはどういう意味?“オリ”と“ベタオリ”の違いとは

麻雀の対局中、相手が先にリーチをしていて、どう見ても自分が先にアガれる見通しが立たない、という場面がありますよね。

そういった時に、無理やり攻めに行って放銃してしまった、という失態をしてしまう方もいるのではないでしょうか。

そういった時こそ、「降りる」という選択の出番なのです。

 

アガりまで遠回りしても守備を優先する「オリ」という降り方

 

 

相手のプレイヤーに先にリーチをされ、どうしても「一発」だけは回避したいという場面。

この場合、本来捨てたい牌はあるが、その牌を捨てると放銃してしまう危険性があるとしたら、まずは安全度の高い牌を捨て、また次のツモから手牌を整えていくことになるでしょう。

 

こうした「一旦は相手のリーチに対応して安全な牌を捨てるが、アガりを全く諦めたわけではない」という判断を、「降り(オリ)」と呼ぶわけです。

 

完全にアガりを捨てて守備に徹する「ベタオリ」という降り方

さきほどの「オリ」は、「守備を優先するが、まだアガりを捨てたわけではない」という状況を指します。

では「ベタオリ」はどのようなものか。

それは、「この局でアガることをあきらめて、完全に守備に徹する」というものです。

手牌を崩してでも、守備に回るということですね。

 

相手がリーチをした時点で自分が2シャンテンくらいなのであれば、自ずとベタオリの判断をすることになるかと思います。

 

 

麻雀で降りるにはどうしたらいい?無駄な放銃を防ぐ

 

 

 

降りてしまえばアガる可能性が低くなるので「あまり降りたくない」という人もいるかと思いますが、降りるという判断も大切な判断なのです。

降りることによって相手への無駄な放銃を防ぐことができるわけですから。

 

ということで、ここでは「降りるにはどうしたらいいのか」「どんな牌を捨てれば守備になるのか」というところを見ていきましょう。

 

リーチ者の現物を捨てて放銃を防ごう

麻雀で負けないためには、相手の捨て牌をよく見ておくということが大切です。

特に相手のリーチに対して降りる判断をしたとき、現物から捨てていくことがセオリーだからです。

「現物(げんぶつ)」というのは、リーチをした人の捨て牌と同じ牌のこと。

 

例えば、リーチをした相手の捨て牌に「北」がある場合、自分が「北」が捨てたとしてもフリテンのルールによって相手は「ロン」ということができません。

このときの「北」を、現物というのです。

ルール上絶対に現物は「ロン」されないので、もしベタオリをする判断をしたら、まずは相手の現物から捨てるようにしましょう。

 

また、相手がリーチを宣言した後に他の相手が捨てた牌に対し、リーチをしている相手が「ロン」をしなかったら、その牌も現物と同じように100%安全な牌になります。

 

降りたいけど現物が見つからない?そんな時は“壁”を探してみよう

麻雀には「壁」というのがあります。

 

誰かの捨て牌や自分の手牌、ドラ表示牌など、卓上の自分が見えている牌のなかで、もし「三萬」が4枚すべて見えていたら、その「三萬」は「壁」となります。

壁というのはリャンメン待ちを否定するための情報で、「三萬」が4枚見えている場合には、誰も「三萬」を含む「二萬・三萬」「三萬・四萬」というリャンメン待ちは作ることができないということです。

よって、「三萬」が4枚見えていれば、リャンメン待ちとして「一萬」や「四萬」、「五萬」を待っていることはあり得なくなり、比較的安全な牌という解釈ができるわけです。

 

現物・壁がない?そんなときはスジを見てみよう

リーチをした相手が待っている牌を予測する材料として、

・またぎスジ

・裏すじ

といった考え方があります。

www.charin07.info

スジについては上記リンク先の記事で解説しています。

守備を厚くしていくうえで大事な考え方ですので、気になる方はこちらもぜひご確認ください。

 

麻雀の「降りる」戦略は大事な判断!ときにはベタオリでガッツリ守備を|まとめ

麻雀の無料ゲームなどで対戦をしていて、無駄な放銃が多くて負けてしまうという方も多いはず。

そういった時に無理せず降りることが大切で、時にはベタオリをしながら無駄な点棒の出費を抑え、着実に点数を上へ上へと上げていきましょう。

対局の流れを感じながら、急がずに攻めのタイミングをうかがうことも重要です。