3人なり4人なりでワイワイしながらやるのが楽しい、麻雀。
私も友人とワイワイしながらやるのがたまらなく楽しいのですが、やはり初心者の頃は分からないことだらけでした。
ということで今回は、リーチについて、そしてリーチとテンパイの違いを解説していきます。
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麻雀は役を作ることでアガることが出来る
麻雀を習ううえで一番はじめに知るであろう、「3・3・3・3・2」という並び。
この14個の牌で”役”を作ってアガり、点数を稼ぐわけです。
「タンヤオ」や「チャンタ」、「一気通貫」などいろいろな役がありますが、今回のテーマである「立直」も、ひとつの役なのです。
そして役にはそれぞれ「翻数(ほんすう)」というものがついていて、例えば
などといった感じになっています。
そしてアガったときにどれだけの翻数がついているかで、点数が決まるわけですね。
厳密に言えば「符」という概念もあるので同じ翻数でも点数が変わることがあるのですが、符計算は複雑ですので、ここでは割愛。
そして麻雀で大切なのは、いくら「3・3・3・3・2」という並びが完成していたとしても、役が付いていなければアガることはできないということです。
そこで大切になるのが「リーチ」の存在。
ということで、次の章に参りましょう。
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「立直」は一番使いやすい”役”
麻雀をやっていると、いずれ「あとひとつ、この牌がくれば「3・3・3・3・2」の形が成立する」という場面がやってきます。
その「あとひとつで」という場面で、1000点棒を場に出し、「リーチ」と宣言して捨てる牌を横向きにして捨てます。
これだけで「リーチ」という役がつくので、あとは狙っている牌を誰かが捨てる、または自分でツモるのを待つのみ。
もしここで他の役がついていない状態で「リーチ」をしないでいると、もし狙っている牌が手元に来たとしても、役が付いていないのでアガることはできません。
そのため初心者の方ほど「あとひとつの状態になったら立直」というところを徹底していきましょう。
ただ、リーチをかけてしまったあとは、ツモってきた牌が自分の狙っている牌以外であった場合、直接捨てなければなりません。
そのため待つ牌の種類を2つにする「両面(リャンメン)待ち」などにすると、効率よくアガれるようになるでしょう。
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立直とテンパイは何が違う?
ここまで「リーチ」についての解説をしてきましたが、「リーチ」に似た言葉で「テンパイ」というものがあります。
この違いについてあやふやであるという方も多いかと思いますが、「テンパイ」というのは役の名前ではなく、「あとひとつ待っている牌が来れば「3・3・3・3・2」の形が成立する」という状態を指す言葉です。
そのため「リーチ」というのは、「テンパイをしていることを公表したうえで、1000点棒を場に出し、ひたすら狙った牌を待つ」という役になります。
簡単にいうと、「テンパイしたら立直をする」ということ。
「あとひとつで」という状態を「テンパイ」といい、その状態を公表したうえで狙う牌を固定しひたすら待つ”役”を、「立直」というのです。
「立直」は「門前清自摸」との相性が〇
「メンゼンツモ(門前清自摸)」というのは、テンパイの状態から狙った牌を自分のツモで引き、そのままアガったときにつく役です。
状況的にはアガるときに「ツモ」と言いながらアガったときにつく役ですね。
これはリーチと一緒につくことの多い役という感じがするので、おまけ感覚でちょっぴり解説します。
本来、リーチをかけてアガり、タンヤオや一気通貫などほかの役がつかなかった場合、「リーのみ」とも言われる状態で、1翻となります。
1翻は基本的に1000点。
しかしリーチをしたあとに狙った牌を自分のツモで引き当てた場合、リーチに加えて「メンゼンツモ」の1翻も加わるため、2翻となって、2000点くらいに上がります。
これにドラや裏ドラが2つつけば一気に満貫となって8000点くらいまで上がるので、場合によればとても重たい1翻になるのです。
ちなみに、あえて「リーチ」をせずにテンパイの状態を保ち、メンゼンツモだけでアガるという戦術もあります。
とはいえ狙っている牌を自分でツモらなければならないので、アガれる確率はリーチをしているときと比べて低くなると思われます。
特に3翻から4翻への変化というのは点数が大きく上がりますので、ドラにも注意深く打ってみましょう。
あ、ちなみにメンゼンツモは鳴いていない状態でないと有効でないので、その点注意です。
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まとめ ”テンパイ”の状態で宣言するのが”立直”
「あとひとつで」という状態を表す言葉が「テンパイ」であり、そのテンパイの状態を公表することで役がつくのが「リーチ」です。
役をつけるためにはテンパイの状態でリーチを宣言する必要があるので、その点注意ですね。
なかなか麻雀というのは複雑なルールですが、身につけてしまえば今度は「戦略の研究」という楽しみも待っています。
少しずつ頭に浮かんでくる役を増やして、自分だけの打ち方を探していきましょう!